上海に居ながら日本を考える

上海にやたら長く住む日本人が中国と日本を比較しながら様々なことに思いを馳せるよ

日本を賛美する救われない若者たち

海外にいるとついついまとめサイトとか見てしまうんですがあれはかなりまずいですね・・・

まとめサイト自体の売買についてちょっと関わったこともあるのですが凄まじいページビューでありアフィリエイトの売上もすごいです。

よくあんなサイトにある広告商品を買うなあと思うのですが、大衆の行動は私には全く理解できません。

 

しかしまあ嫌韓嫌中の凄まじさ、、これがネトウヨってやつですね。

国が貧しくなるとナショナリズムが台頭するというのは聞いたことがありましたがまさにそういう状態に思えます。

最も搾取されている若者層が声高に自民党を賛美しているわけです。ドMかな?

 

ある意味、貧困若者層は日本を脱出することもできないわけで自分のいる場所を良い場所だと思わないとやってられないというのもあるかも知れません。しかしこのまま高齢社会に突入する日本において最も不利益を被る若者たち、もうちょっと世界を知って行動を起こすべきでは無いのかな。

先進国でも相当に自殺率が高い韓国と日本の最も虐げられている若者同士がネット上で戦うなんて悲劇以外の何物でも無いと思うのです。

 

私が思う若者が取り組むべきことを以下に書いてみます。

 

・適度な運動/激しい筋トレなど不要です。健全なる精神は健全なる身体に宿るというのは本当で、軽い運動と規則正しい生活をするだけで精神的にずいぶん安定します。

 

スマホを捨てろ/とまでは言いませんがスマホ触りすぎ。やっぱり捨てよう。

 

・外国人の友達を作る/コンビニバイトの中国人でもベトナム人でも良いよ。会計終わった後に、「君の国の言葉を覚えたい。良かったら友達になりたい。今日何時に仕事終わる?」ってナンパすれば良い。そして彼彼女と話してみよう。彼らがどのような人生を送り、どんな思いで日本に来たのか。自分と彼は何が違うのか。ネットで共通言語をもった架空の友人と対話をするのでは無く、目の前にいる別の環境で生きてきた人間をもっと知るべきだと思う。

ちなみにコンビニバイトだからってなめない方がいい。年間100万円以上かけて私費留学している彼らの実家はあなたの家よりはるかに生活レベルは高い可能性は結構高い。

 

最低これくらいやるべきだと思う。後はできるだけ良質な本を読んでもらえればと。

私自身今自民党に代わる政党があると思ってはいないですが、少なくとも根拠の無い情報に踊らされることはなくなるかなと。。

中国もディスられまくりですが、実際住んでいた人の殆どは日本より住みやすいと言っているのですよ。私も同感です。政治とは別の話ね、国民性や環境の話。

 

 

 

 

もう老人は早く死ぬべきと言ってみる

日本の超高齢社会化は最早どうにも止められないところまで進みましたね。

貧困老人の増加と生活保護費の増大、破綻する医療保険、不足する介護施設と介護人材、巨額の年金と若者世代の負担増、、

もうネガティブな要素は枚挙に暇がありません。

 

個人的には人間はせいぜい60歳~65歳くらいで死ぬべきだと思っています。80歳まで生きたところで死ぬ前の10年は少なくともほぼ何も生み出さず消費して病気にかかって介護を受けてと社会の負担にしかなりません。特に団塊世代はとにかく数が多いのでここがいっせいに70歳を超えるこれからのタイミングが事態を急激に悪化させます。

 

もし、80歳まで生きる予定を65か70歳くらいで切り上げて(死んで)もらえるとしたら、、、

 

・医療費の大幅な低減

・年金基金の収支大幅改善による若者世代の負担軽減

・介護負担が無くなり、子供世代に介護離職が無くなり生産性が上がる

・介護関連税金の大幅低減

・後継者のいない住宅は政府や団体の買い上げによる再利用の促進

医師不足が解消し、無意味な延命治療も無くなる

・老人世代の抱える資産が早期に市場に還元され、景気が大きく向上

 

などなど、全く資産の無い人間だとしても80歳まで生きてしまう事に対してかかる費用は一人あたり数百万~数千万円は削減できると思います。

 

そして、もうモラルとか完全に無視して言いますが、

 

そんな病院漬けで認知症にもなったりして子供や社会に負担をかけてまで生きていたいですか?そんなに死にたくない?

 

僕はそんな状態になるならとっとと死にたいです。

まだ自分はそういう状態では無いから勝手な事が言えるのだという事は重々承知しつつも、現状を見るに長生きが良いこととは思えないのです。

大昔に必要であった知識と経験の継承という役割は活版印刷の普及とインターネットによって滅んでいます。

 

老後に使われる税金数千万を考えると、64歳になったら国から2000万円もらえて、好きに使え、ただし一年後の65歳に安楽死してもらうとかどうでしょうか。

退職金ならぬ退生金です。

 

1年のんびり旅行したり、ホテルで本を書いたり、好きなことして最期にそっと眠るように安楽死できるのならこんなに良いこと無いと思うのです。

 

「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり・・」

人間は長生きし過ぎてもろくなことしないですよ。潔く死んだ方が良いと思います。

 

 逆に考えて、65歳に死ぬとわかっていたらもっと人生は計画的にできるし、色々充実するんじゃないですかね?婚姻率も出生率も確実に向上します。介護問題とか無いし、いつまで生きるかわからないから闇雲に貯金する必要もなくなるので計画的にお金を使うことができて景気も向上します。

理屈で考えれば考えるほどいい事ずくめに思えますね。。

 

まあそれでも何か成し遂げたいのに間に合わない人もいると思うので、そういう人は1年3000万円くらい税金を払えば死を延期できるというオプションくらいはあっても良いと思います。あとは特定の才能を持つ方々くらいですね。

 

死を身近に置くことでより良く生きるわけです。

良いと思いませんか?

 

結局のところこの問題は「できるだけ長く生きる」という生物の原始的な本能に対する理性の挑戦だと思います。現在の人間に成し得るとは思えませんが人間以外には不可能でもあります。これを乗り越えることができれば人間はさらに高次の存在になることができる気がします。

 

【追伸】私のしょうもないブログの中でこの記事が圧倒的にアクセスが多い状態です。やはり過激すぎる発言だからでしょうか。罵倒でも良いので意見をいただけると嬉しく思います。

 

【追伸その2】こんな記事も書きました

shanghaimoon.hatenablog.com

 

 

 

貧すれば鈍すという真理

暑いですね!

先週の上海は40度を超え、体感気温は50度近くになりました。死んでしまいます・・

 

さてそんな中色々あって表題の事を考えるようになりました。人間、どのような状況でも常に正しい判断ができるわけではありません。本当にひもじければゴミだって食べるし、本当に漏れそうな時はどんな汚いトイレだって受け入れるし、あまりにも貧しければ他人の資産を奪うことへの抵抗も小さくなるというものです。

我々の殆どは聖人君子では無いですが、それでもできるだけ正しく生きて無用なストレスとは無縁で居たいものだと思います。

もう闇金ウシジマ君とか読むと本当に気が滅入るじゃないですか。何アレ?
なんであんな漫画あるの・・・

とは言え、追い詰められた人間の描写に関しては優れていると言わざるを得ません。人は足りていなければ何でもするしどこまでも落ちるものだと私は思います。

 

だからこそ我々は自分の身を守るために相応の努力をしなければならないのです。この相応の量は人によって異なります。

比較的恵まれた環境に生まれた人は比較的容易にウシジマくんとは無縁の生活に身を置くことができるでしょうし、底辺あたりで生まれた人はおそらく一般の人より何倍もの努力を必要とするでしょう。

 

私は底辺が嫌いです。地元へのこだわり、友人を異常に大切にしているふりをする姿勢、貧乏、パチンコ・パチスロ、ドンキ、タバコ、安い酒、ケバい女、無教養、テレビ大好き、もういくらでも書けてしまう。大嫌いです。

 

おそらく恵まれた人は上記私が憎むものに触れずに生きてきているので、嫌いでは無いかも知れません。私はこれらに若干かすった時期もあるためとにかく近寄りたく無いという思いが非常に強いです。

 

今時点で一定以上の収入や資産があり、えらそうな事を言っている誰しもが一回それらを失ってしまえば底辺の発想に簡単になってしまうわけです。よく起業家が失敗を恐れるな的な話をしますが、取り返せるレベルの失敗であれば良いですが本当に失敗してしまうと多分這い上がる事は容易では無く、やっぱり失敗は怖いのです。

 

人生においてある程度成功していれば、周りもそのような人だけで構築することになるので人生はとても楽になります。物の値段など見ずに買い物をし、クレジットカードでいついくら引き落とされるのか把握する必要が無く、むしろ欲しいものも無いので使うお金も減るというのが基本的な基準です。

自分が貧したらめちゃくか鈍することがわかっているだけに、貧しないために頑張るという感じです。

 

個々の人間、正直大差無いです。
蚊も殺せないような苦労しらずのお嬢さんも、一皮剥けばその辺のアバズレ(笑)になりうるのです。

だからこそ、だからこそ、その自分の弱さを受け入れた上でそこから逃れるために努力をするのです。

 

頑張りましょうね。

 

毎日歯車だと?サラリーマンなめんな。

会社員として毎日会社に行くことを社会の歯車と揶揄する事って多いよね。

そして決まってそれは単調でつまらないものとして使われる。

 

実に浅薄で無知で無能であると言わざるをえない。

 

よほど下っ端で会社から全く大事にされていない人だったんだろうなとしか思えない。

 

会社は自分の時間を切り売りして小さな対価を得る場所では無い。それは社員という名を借りたアルバイトだ。

 

会社とは、自身の価値というカードを賭けて何十倍ものレバレッジを期待できるにも関わらず、もし負けたとしても賭けた分以上に取られることは無いという、賭ける回数が複数回あれば絶対に勝ててしまう魔法のスロットマシンのようなものなのに。

 

この意味がわかる人間だけが会社を利用して勝利することが出来、この意味がわかる人間を採用できた会社は成長することができるのだ。

 

 

仕事ができるようになりたい

ですか?

具体的には

・出世して給料を上げたい

・仕事ができると周りから言われて一目置かれたい

とかですかね。。

 

どんな仕事をしてても良いのですが、もし会社員であるならばやるべきことはある程度見えてきます。

 

1.自分の役割として与えられた仕事が上手になることを目標にしてはいけない。

2.まずなぜ自分がその仕事をやっているのか、その仕事は会社の中でどういうパートなのかを調べよう。

3.そもそもその会社は何を売ってどれくらい売上が出てその中で利益はいくらくらい出て損益分岐点はどの辺に存在していて、商売の流れがどのように分解されて色々な役割に割り振られているかということを頑張って理解する。

4.そうするとなぜ自分がその仕事をやっているかがわかって、頑張る理由が理解できるようになる。

5.全体の構造がわかっていると何を頑張れば良いかが自然とわかるようになるので、少なくとも全体を理解していない人よりは、はるかに高い効率で成果を出すことができるようになる。

6.いつの間にか仕事ができると言われ、出世している。

 

という感じですかね。

個人事業主とかスペシャリストで無い限り、1ばかりやっていても一生下っ端です。もちろん新卒で入社したり中途でも入社したばかりの頃は与えられた仕事は一生懸命やるわけですが、仕事が与えられるということ自体が下っ端である事を知りましょう。基本的に仕事は自分で作るものであり、それを自然に理解できるようになってはじめておいら仕事できちゃうもん協会への入会資格が得られると思ってください。

 

常に視座を高くもち、直属の上司、例えば課長から何か命令を受けるとしたらその上の部長とか社長はどういう意図をもってその課長にそういう指示を出させているのかを考えてみると良い訓練になると思います。