仕事は正道を選びましょう
人間は基本的に群れで生きる生物なので、性善説とまでは言いませんが他者と助け合い調和することに幸せを感じやすいと思っています。
無論どんな群れにもはぐれは存在し、社会のルールに適合できない層も多くは無いですが確実に存在することも事実です。
自分自身が反社会性を持つと認識していないのであれば、仕事はちゃんと選ぶべきです。
正道とは、感謝の連鎖を生む仕事をこの文では指しています。
変な話をしたいわけでは無く、世の中の殆どの仕事は正道です。生産者に感謝し、顧客に感謝し、社員に感謝するという正の連鎖ですね。
一方正道ではない邪道の仕事。パチンコ産業であり、ガチャで問題になっているソシャゲ企業などです。パチンコについては今更語るべき内容も無いので昨今話題のソシャゲについて書いてみます。
ゲーム自体は優秀なクリエイターが集まり、ユーザーに楽しんでもらうために一生懸命開発したものではあります。しかしガチャというシステムだけは本当に大きな問題だと思っています。
その時楽しめたから例え何十万何百万課金しようと悔いは無いと嘯く人もいますが、やっぱり大多数の課金者はその可処分所得に応じて行った課金を後悔します。
くだらぬ時間を費やしお金まで失ったと。
ソシャゲ運営企業がなぜ悪なのか。それはやはり人間の最も弱い部分、快楽中枢を刺激して判断力を低下させる仕組みを利用しているからです。
彼らがどんなに自身を正当化しようとも、激しく後悔しているユーザーからのお金で利益を上げたという事実は変わりません。
そしてそのような負の連鎖によってあげた収益によって生かされているという立場に自身を置くことは極力止めるべきだと思います。
負の思いは企業を、社員を徐々に蝕みます。
どうしても精神論的な怪しげな話に見えてしまうかも知れません。しかし、人間にとって誰にも恥じない生き方をすることがどれだけ大事なのかということは、少しでも犯罪もしくはそれに近い事をした普通の人にはよく理解できることだと思います。
誰かを不幸にしたお金で幸せになれるほど大抵の人間は強くありません。その収益性の高さからポンポン上場したりしてしまうわけですが、真っ当な商売では無いということを認識する必要があります。
私はそのような企業に絶対に投資しません。
こういった新しい搾取方法はどうしても法律は後手に回ってしまいますが、どうか自分を大切にしてこういった事業に加担することのないよう強く望む次第です。