上海に居ながら日本を考える

上海にやたら長く住む日本人が中国と日本を比較しながら様々なことに思いを馳せるよ

一体いつまで我々はダウンを着れば良いのか

寒いですね!12月に入りました。
上海はほぼ東京と同じかやや低い気温です。ただ湿度が高いので、骨身にしみる寒さは東京以上かも知れません。

 

さて、私の長年の疑問が「ダウンジャケット・ダウンコート」達です。グース達の羽毛は天然の資源でありその空気を取り込み一定の通気性を持つ性質は古くから人間に利用されてきています。

中国ではモンクレールやカナダグースが人気であり、かつては偽物もたくさんありましたが最近は本物をちゃんと買う人が非常に増えています。本当にお金持ちになりましたね・・・

 

しかし私は思うのです。これだけ化学が発達した現在でもわざわざ鴨の羽をむしりとらないといけないのかと。
断熱性とはつまり、熱伝導性の低い空気というものを素材に取り込むわけですよね。ダンボールを服の間に挟んだり、ダンボールハウスが以外に暖かいと言われるのはダンボール自体に空気を含む層があるからです。

ただ通気性と保温性はトレードオフの関係というか、空気をバンバン通したら当然寒いはずなのでそこはバランスだと思います。

で、何が言いたいかというと、熱伝導率の低い化学品で発泡素材を作れば十分ダウン以上のものが作れるんじゃないかと。

もっと言うと調べたところ炭酸ガスは空気の半分近い熱伝導率だから、炭酸ガスによる発泡素材を作ってそれをジャケットに詰めればダウンよりあったかいものが作れるんちゃうんかと。イメージとしては小さいつぶつぶの発泡スチロールです。

何で作らへんねん、東レ旭化成は何しとんねんっちゅー話です。
というか発泡スチロールでももしかしたら十分あったかいんじゃないか??よく燃えるけどな!

 

まあ私が無知なだけできっとあると思うんですよ。しかしなぞのグース勢力による圧力で市販化できないんじゃないのかと・・
あとめちゃくちゃキュッキュ音がするとか。そんなわけないな。

 

ダウンよりずっと薄くて同程度に暖かければ、アパレルブランドがほっておくとは思えません。よりシャレオツなコートが安価に作れるわけですよ。

 

どなたか素材メーカーの方、どうなっているのか是非教えていただけると嬉しいです。
皆も知りたいはず!!