上海に居ながら日本を考える

上海にやたら長く住む日本人が中国と日本を比較しながら様々なことに思いを馳せるよ

いや、我々はダウンなど着てはいけない

style.nikkei.comまあ先のブログに書いたような事は当然誰しも考えるわけでそれなりの回答は既に存在するわけですよ。

 

まあ素材開発にはお金がかかるから仕方無いのでしょうが、やっぱり高すぎて普及する気配があまり無いですよね。何か機能性登山ウェアみたいなのが多いし。
結局開発費を急いで回収しようとすると販売額が高額になって普及しないという事なのでしょうか。

水鳥からどのようにしてダウンやフェザーが取られているかをちょっと調べてみれば、今ダウンウェアを持っている人ほぼ全員が地獄行きなのは確定です。

日本人の宗教観も変わり、堂々と無神論者を公言したり、日本は独特のアニミズム的な八百万の神が云々みたいな話をする人も居たりするわけですが、もっとシンプルな悪い事をしたら罰が下るという価値観が薄れているのは怖いですね。

 

牛や豚は食われることによって大量に子孫も残せていて生存戦略としては有りみたいな事も聞きますが、水鳥は生存戦略で生きたまま血まみれになって羽根をむしられたいとは絶対思っていません。
この話題は闇が深すぎるのでここまでにしますが、要はダウンやめようぜという風潮がもっともっと広がればいいなと思っています。

 

そのために素材メーカーが長い時間かけて開発した代替素材を安く市場に出せるようにしたらアパレルメーカーも採用しやすくなるわけですが、その負担を素材メーカーだけに負わせるのは不合理極まりない。

だけど社会的に意義のあるものに関してはそういう事ができるような仕組みが無いといけないですね。そういう社会の役に立つ事業や会社に専門的に投資するファンドもあります。

 

せめてそういう形で少しずつでも自分の業(カルマ)を減らしていかないといけないなあ・・