上海に居ながら日本を考える

上海にやたら長く住む日本人が中国と日本を比較しながら様々なことに思いを馳せるよ

日本人が受け入れがたい中国人の資質

中国に長く住む日本人として、基本的に中国寄りの考え方を持つ私ですが、やはりどうしても受け入れがたいことはあります。

 

それは、中国人は基本的に自分の非を認めないという点です。

私たち日本人は小さな頃より間違いを認め反省することが美徳だと教育されてきました。これはもう刷り込まれた文化です。真っ当な家庭に生まれた人ほどこの傾向は強いと思います。潔さを求めるわけですね。

 

しかしこの点における文化の相違は往々にして日本人に多大なるストレスになります。そしてこれは日常のほんのちょっとした事でも頻繁に発生します。

彼ら中国人は、日本人からしてみるとそんな大したことじゃないんだからとっとと自分の非を認めて謝ってしまった方がお互い良いだろと思うことでも徹底して抗戦します。

日本人から見るとその言い訳は全く言い訳にもなっておらず、もうコイツ何なの?という感想となります。

 

中国人とある程度触れ合った経験を持つ日本人のうち、中国人を大嫌いだと公言する層(大体高齢層)は大抵こういった経験に基づくものと推察します。

 

しかし一方で潔さを美徳とする我々の文化は正しいのかと言えば別にただの思想であり正しいものではありません。

言葉を変えればすぐに諦める根性なしかも知れませんし、先進国でも高い自殺率となる原因になっているのかも知れません。

若者の投票率の低さも悪い意味での潔さが表出したものと言うこともできると思います。

 

ただまあそうは言ってもあまりに言い訳ばかりされて一切自分の非を認めないヤツを文化の違いで許容することは並の人間にはできません。

ムカつき、腹が立ってもぐっと堪えて中国の日本人は頑張っているわけです。

 

まあ私もまさに今従業員から言い訳ばかりされて腹が立ちまくっているわけでブログを書くことで気を落ち着かせています・・・あー腹立つ!!!!