上海に居ながら日本を考える

上海にやたら長く住む日本人が中国と日本を比較しながら様々なことに思いを馳せるよ

老老介護をもっと推進した方が良いと思う

2015年に民間の有識者団体である日本創生会議が、2025年には全国で43万人が介護難民になると予測したそうです。

そして厚生労働省の資料では2025年には65歳以上の高齢者が3,657万人と人口の30%に達するそうです。

 

皆さん、2025年って割とすぐですよ。まもなく2019年です。

ちなみにこの記事のタイトルの老老介護ですが、65歳以上の高齢者と定義されている老人が老人を介護することだで、今の介護市場における問題ということです。

でも、65歳~70歳くらいってかなり元気ですよね?要介護の人もいるかも知れないけど、余裕で仕事をしてる率も高いと思います。

何を問題扱いしているんでしょうか?良いことですよ。

 

今世間で盛んにバッシングされている悪名高い技能実習制度も介護がOKになり介護要員として中国・ベトナムをメインにフィリピンやミャンマーなどからも人が入ってきているそうです。

人手が足りない以上わかるんだけど、いまだ企業の定年が60歳の企業が多い中、その層を活用しなくてどうするんだという気がして仕方がありません。

 

どうせ10年後くらいには自分達がお世話になるんだから、給料安くてもその年代が介護要員となって働いてもらうべきじゃないのかな?

定年後に介護のお仕事をした人は、自分が要介護になった時に格安で施設に入れるとかにすれば給与自体は安くてもやりたい人は増えるんじゃないかな?

むしろ強制で良いレベルだと思うんだけど・・

 

自分は介護しない、でも介護が必要になったらしてくれってのは無理があると思うんですよね。すごくお金持ちの人なら別だろうけど。

少なくても自己資金で老人ホームに入れず子供からの介護も期待できない人は、定年後強制的に介護の仕事についてもらえば色々捗ると思います。

 

もうさ、先に書いた通り2025年には全体の1/3近い比率で老人なわけで、老人だらけの老人の国なのですよ。

団塊世代があらかた亡くなって団塊ジュニアも半分くらい亡くなって人口ピラミッドが健全な感じになるまではそうした方が良いと思うなあ・・

 

個人的には若者や若い外国人を介護現場に縛り付けるのは大反対です。

老人はプレ老人がお世話するべきだと思います。

 

日本の若者は今後の発展のためにももっと成長性がある分野でできるだけ働いて欲しいです。

介護現場で働くことを悪く言うつもりは無いんだけど、やっぱり介護現場がすごく長かったりすると知的生産性の高い仕事に移ることが難しくなると思うんですよね。

 

まあまとめると世代が生んだ問題はその世代でできるだけ解決するべきという提案です。